2-1持ってきてもらうもの
- ごはん(日数分と、少し多めの予備)、おやつ
- 食器、水の器
- 首輪・ハーネス・リード(予備も)
- クレートやベッド、いつものタオル・おもちゃ(においがついたもの)
- トイレシーツ、うんち袋
- 薬(あれば)、ワクチンの証明(病院や預け先で必要になることがあります)
ペットホテルに預けるときの持ち物も参考になります(ペットホテルの持ち物)。
友だちの犬を預かるときは、引き受ける前に世話の中身と「もしものときの決まり」を紙でもらうことから。いちばん気をつけるのは、知らない家で逃げてしまうことです。そのまま送れる聞くことリスト、逃がさない工夫、自分の犬との会わせ方、預かる間の過ごし方をまとめました。
まず結論
友だちや家族の犬を預かるときに大事なのは、次のことです。
いますぐするのは、下の「聞くことリスト」を飼い主さんに送って、答えをもらうことです。
6つのうち1つめ引き受ける前に
頼まれるとうれしい反面、無理をすると、犬にも自分にも負担になります。先に次のことを考えます。
考えるポイント賃貸や集合住宅なら、規約でペットを入れてよいか。一時的な預かりでも確かめる
考えるポイント家族の賛成、動物が苦手な人やアレルギーのある人がいないか
考えるポイント散歩とごはんの時間に家にいられるか。留守にする時間は何時間か
考えるポイント何日間か。犬の大きさ、年齢、留守番ができるか
考えるポイント自分の家に連れてくるか、飼い主の家に通うか
飼い主の家に通う形なら、犬はいつもの家で過ごせるので落ち着きやすく、逃げる心配も減ります。そのかわり、鍵を預かる・毎日通うといった負担があります。
むずかしいと思ったら、断るのも大切な判断です。ペットシッターやペットホテルは、お金をもらって動物を預かる仕事で、動物取扱業の登録が必要な、預かりのプロです(環境省)。選び方はペットシッターの選び方とはじめてのペットホテルにまとめています。
6つのうち2つめ
| 項目 | 聞くこと |
|---|---|
| ごはん | フードの名前、1回の量、1日の回数と時間。おやつはあげていいか。食べてはいけないもの |
| 水 | いつもの器、飲む量の目安 |
| 散歩 | 1日の回数と時間、いつものコース。引っ張る・拾い食い・苦手なもの(自転車・ほかの犬など) |
| トイレ | 家の中(シーツ)か外か。合図の言葉 |
| 寝る場所 | クレートで寝るか、どこで寝るか |
| 留守番 | 何時間までできるか。そのときはクレートかサークルか |
| 性格 | 苦手な人(子ども・男性など)、ほかの犬との相性、こわがる音、さわられて嫌がる場所 |
| かむ・吠える | かんだこと、うなることはあるか。どんなときか |
| 持病・薬 | 持病はあるか。薬の名前・量・時間・あげ方 |
| かかりつけ | 動物病院の名前・電話・診察券、ペット保険に入っているか |
| 連絡先 | 飼い主の電話番号と、つながらないときのもう1人 |
| 身元 | 首輪の迷子札・鑑札、マイクロチップが入っているか。最近の写真 |
ペットホテルに預けるときの持ち物も参考になります(ペットホテルの持ち物)。
6つのうち3つめ
預かっている間に何かあったとき、どうするかを飼い主さんと決めて、メッセージで残しておきます。
先に決めておくことかかりつけに電話していいか。連絡がつかないとき、近くの病院に連れて行っていいか。費用の払い方
先に決めておくこと近くの夜間・休日の動物病院を、預かる前に調べておく
先に決めておくことすぐ飼い主に連絡。警察と、その地域の保健所・動物愛護センターにも届ける
先に決めておくこと人のけがは医療機関へ。飼い主にすぐ連絡。保険を確かめる
先に決めておくことどうするか(気にしない、弁償する など)を軽く決めておく
先に決めておくこと何日までなら延ばせるか。むずかしいときの預け先
体調のことで「これは大丈夫?」と迷ったら、自分で判断せず、かかりつけの動物病院か、近くの動物病院に電話して相談してください。
東京都の237か所
いる場所の近くでも探せます。
一覧から探す →民法は、動物が人に与えた損害は飼い主(占有者)が賠償する責任を負い、飼い主に代わって動物を管理する人も同じ責任を負う、と決めています。預かっている間に散歩中の犬が人をかんだ、ほかの犬にけがをさせた、というときは、預かった人も関係します。
飼い主さんの保険や、自分の個人賠償責任保険が、預かった犬のことまで使えるかは、契約によって違います。長く預かるときは、それぞれの保険会社に確かめておくと安心です。かんでしまったときにすることは飼い犬が人をかんだらにまとめています。
6つのうち4つめ
預かった犬が迷子になるのは、いちばん避けたいことです。知らない家にいる犬は、不安で外に出ようとしたり、物音におどろいて走り出したりすることがあります。
もし逃げてしまったら、すぐ飼い主さんに連絡し、警察と保健所・動物愛護センターに届けます。探し方は犬が迷子になったらにまとめています。
6つのうち5つめ
自分も犬を飼っているなら、会わせ方に気をつけます。家は自分の犬にとって「自分の場所」なので、いきなり家の中で会わせるとけんかになることがあります。
小さい子どもがいる家では、子どもと犬だけにしないようにします。日本小児科学会は、短い時間でも小さい子どもと犬を一緒に放っておかないよう呼びかけています。
6つのうち6つめ
知らない家に来た初日は、犬も緊張しています。かまいすぎず、クレートや決めた場所で休めるようにします。いつもと同じ時間にごはんと散歩をすると、犬が落ち着きやすくなります。
環境が変わると、ごはんをあまり食べない、トイレの回数が変わる、といったことがあります。気になるときは、飼い主さんに「いつもはどう?」と聞き、心配なら動物病院に相談してください。
飼い主さんは離れていて心配しています。写真1枚で安心してもらえます。
ほかにも犬のことでこまったときは、こちらにまとめています。
i-n-u.fun/komatta迷ったときに
逃がさないことです。知らない家にいる犬は、ドアを開けたときや物音におどろいたときに飛び出しやすくなります。玄関の前のゲートやクレート、首輪とハーネスの二重づけで防ぎましょう。
環境が変わると、食べる量が変わることがあります。まず飼い主さんに、いつもの様子や好きなあげ方を聞いてください。体調が心配なときは、自分で判断せず、かかりつけか近くの動物病院に相談します。
民法では、飼い主に代わって動物を管理する人も、その動物が人に与えた損害の責任を負うとしています。けがをした人には医療機関の受診をすすめ、すぐ飼い主さんに連絡し、それぞれの保険を確かめてください。
慣れるまでは、留守にするときは別々の部屋やクレートに分けるのが安心です。ごはんやおもちゃの取り合いでけんかになることがあります。
決まりはありません。散歩やごはんの時間に家にいられるか、家族の負担はどうかで考えます。長くなるときや、自分の予定と合わないときは、ペットシッターやペットホテルと組み合わせる方法もあります。
飼い主さんとかかりつけの動物病院の指示どおりにします。名前・量・時間・あげ方を紙でもらい、迷ったときは自分で判断せず、かかりつけに電話してください。
NEXT ACTION
現在地から近い順に出ます。位置情報が使えないときは、エリアから選べる一覧が開きます。行く前に電話で確かめてください。