はじめて犬を迎える方へ

はじめまして、
のその前に。

犬との暮らしは、10年をこえる長いおつきあい。迎える前に確かめたいことから、迎える先の選び方、法律の手続き、お迎えから1年の流れまで。ひとつずつ、一緒に準備しましょう。

01

CHECK LIST

迎える前の、
10の確認

「はい/まだ」で答えてください。「まだ」には、次にやることが出ます(答えは保存しません)。

  1. 01

    住まいで犬を飼えることを確かめた(賃貸・マンションの規約、頭数や大きさの決まり)

  2. 02

    家族全員が賛成している

  3. 03

    家族に犬アレルギーの人がいない(確かめた)

  4. 04

    1日に家を空ける時間と、その間の過ごさせ方を決めた

  5. 05

    毎日の散歩の時間をとれる

  6. 06

    旅行・出張・入院のときに預ける先の候補がある

  7. 07

    近くの動物病院を知っている(夜間・救急も)

  8. 08

    毎月・毎年かかるお金を考えた(フード、予防、トリミング、もしものときの医療費)

  9. 09

    10年以上、一緒に暮らせる見通しがある(引っ越しや家族の変化も含めて)

  10. 10

    迎える先(お店・ブリーダー・保護団体)を比べて選んだ

02

BREED MATCH

見た目より、
暮らしに合うか。

吠えやすさ、運動量、抜け毛、お手入れ、暑さへの弱さ。犬種によって、毎日の暮らしはかなり変わります。7つの質問で、38種の中から合いそうな犬種を3つ出します。

03

WHERE TO MEET

どこから迎えるか

迎え方は大きく3つ。どこから迎えても、この4つは必ず確かめましょう。

  1. 1登録の表示

    犬を販売するお店やブリーダーには「第一種動物取扱業」の登録が必要。登録番号などの表示を見ましょう。

  2. 2対面の説明

    販売業者は、犬を直接見せて、性格・大きさ・かかりやすい病気などを対面で説明することが決められています。

  3. 3生後56日から

    販売のために引き渡せるのは、原則として生後56日(8週)をすぎた子犬です。

  4. 4記録をもらう

    生年月日、ワクチンの記録、健康診断の結果、マイクロチップの登録の情報を書面で受け取りましょう。

ペットショップ

子犬を店頭で見て選べます。犬種や子犬の数が多く、フードや用品も一緒にそろえやすいのが特徴です。

  • 親犬や育った環境について、どこまで説明を受けられるか
  • 迎えたあとに体調をくずしたときの取り決め(保証の範囲と期間)
  • フードやワクチンの記録を書面でもらえるか

ブリーダー

犬種を専門に育てている人から迎えます。親犬や、子犬が育った場所を見せてもらえることが多いのが特徴です。

  • 親犬に会えるか、犬舎を見学できるか
  • その犬種でかかりやすい病気への考え方や、親犬の健康の記録
  • 迎えたあとも相談に乗ってもらえるか

保護犬保護団体・自治体

飼い主のいない犬や、事情があって手放された犬を迎えます。成犬も多く、性格がわかったうえで迎えられることがあります。

  • 譲渡の条件(年齢・家族の構成・住まい・留守番の時間など)
  • トライアル(お試しで一緒に暮らす期間)があるか
  • 譲渡のときにかかる費用と、その内訳

出典:環境省「動物の愛護及び管理に関する法律」改正の案内(PDF)、環境省 動物の愛護と適切な管理

保護犬に会える譲渡会 28件これから開催 →
04

COST

かかるお金、
ぜんぶ書き出すと

金額は大きさ・犬種・地域・病院やお店で大きく変わるので、まずは「何にかかるか」を。

RECEIPTわんちゃんとの暮らし

迎えるとき

  • 犬の代金・譲渡の費用
  • ケージ・サークル・トイレ・食器
  • 首輪とリード・キャリー
  • 最初の健康診断
  • 犬の登録・狂犬病の予防注射
  • マイクロチップの変更登録

毎月

  • フード・おやつ・トイレシーツ
  • トリミング(毛が伸び続ける犬種は月1回ほど)
  • ペット保険(入る場合)

毎年

  • 狂犬病の予防注射
  • 混合ワクチン・ノミ・ダニ・フィラリアの予防(動物病院で相談)
  • 健康診断

ときどき

  • 病気やけがの治療費
  • 旅行のときのペットホテル・宿の犬の料金
  • しつけ教室・犬の幼稚園

*トリミングや宿の料金は、犬ふぁんで集めた実際の数字を記事で紹介しています

トリミングが必要な犬種、体の大きい犬種は、毎月・毎年のお金も変わります。ペット保険に入るかどうかも、迎える前に考えておきましょう。

05

PAPERWORK

法律で決まっている、
3つの手続き

手続きのやり方や手数料は、市区町村ごとに違います。住んでいる市区町村のホームページも確かめてください。

30日以内

犬の登録

いつ
犬を飼い始めた日から30日以内(生後90日以内の子犬は、生後90日をすぎてから30日以内)
どこで
住んでいる市区町村

登録は一生に1回。交付される「鑑札」は、首輪などに着けておくことが決められています。引っ越しや飼い主が変わったときは届け出が必要です。

出典:厚生労働省「狂犬病について」、港区「犬の登録手続き」

年1回4〜6月

狂犬病の予防注射

いつ
生後91日以上の犬に年1回(毎年4月1日〜6月30日)。まだ受けていない犬を飼い始めたら、30日以内
どこで
動物病院、または市区町村の集合注射

交付される「注射済票」も、鑑札と同じように着けておきます。体調などで受けられないときは、動物病院に相談します。

出典:厚生労働省「狂犬病予防法に基づく予防注射について」

30日以内

マイクロチップの変更登録

いつ
販売業者やブリーダーから迎えたら、30日以内
どこで
犬と猫のマイクロチップ情報登録(環境大臣の指定登録機関)

2022年6月から、販売される犬にはマイクロチップの装着と登録が義務になりました。迎えたら、登録の名前を自分に変えます。保護犬など、まだ入っていない犬は入れるよう努めることとされています。

出典:犬と猫のマイクロチップ情報登録

06

NEIGHBORHOOD

迎える前に、近所の
「かかりつけ候補」を

迎えてから慌てて探さなくていいように。押すと、いる場所の近くで探します。気になる施設は「♡ 行きたい」で保存できます。

07

MEET FIRST

迷っているなら、
まず会ってみる

迎える前に犬と過ごす時間をつくると、暮らしのイメージがつかめ、家族のアレルギーの確認にもなります。

08

THE FIRST YEAR

お迎えから1年

ワクチンの回数や時期、散歩を始めてよい時期、不妊・去勢手術などは、体の状態によって違います。かかりつけの動物病院で相談して決めてください。

  1. DAY 1

    まずは新しい家に慣れる時期

    お迎えの日〜1週間

    • 家に着いたら、静かな場所で休ませる(遊ばせすぎない)
    • ごはんとトイレの場所を決め、同じ時間・同じ場所でくり返す
    • 最初の健康診断を受けて、ワクチンの予定を動物病院で相談する
  2. 1 MONTH

    法律で決まっている手続きの時期

    1か月以内

    • 犬の登録と狂犬病の予防注射(このページの「手続き」)
    • マイクロチップの登録を自分の名前に変える
    • ペット保険に入るなら、加入できる年齢や条件を確かめる
  3. 3 MONTHS

    外の世界に慣れる時期

    3か月ごろ〜

    • ワクチンが終わって動物病院の許可が出たら、散歩デビュー
    • パピークラス・しつけ教室で、ほかの犬や人に慣れる
    • はじめてのシャンプー・トリミング(パピーを受け入れているお店で)
  4. 1 YEAR

    一緒におでかけを楽しむ時期

    半年〜1年

    • ドッグランデビュー(登録やワクチンの証明が必要なところが多い)
    • 犬と行けるカフェ、はじめての犬連れ旅行
    • ペットホテルや幼稚園に、短い時間から慣らしておく

よくある質問

子犬は生後何日から迎えられますか?

販売業者が販売のために引き渡せるのは、原則として生後56日(8週)をすぎた子犬です(動物愛護管理法)。親やきょうだいと過ごす時間が、その後の性格づくりに大切だからとされています。

飼い始めたら、どんな手続きが必要ですか?

市区町村への犬の登録(飼い始めて30日以内)、狂犬病の予防注射(生後91日以上、年1回)、マイクロチップの登録の変更(販売業者から迎えたら30日以内)が必要です。

保護犬を迎えるにはどうすればいいですか?

自治体の動物愛護センターや保護団体の譲渡会に参加するのが一般的です。団体ごとに譲渡の条件があるので、事前に確かめましょう。犬ふぁんのイベントのページで、全国の譲渡会を探せます。

どの犬種がいいか決められません

住まい、散歩にかけられる時間、抜け毛やお手入れ、暑さ対策などで、暮らしに合う犬種は変わります。「うちに合う犬種診断」で7つの質問に答えると、候補を3つ出します。

準備ができたら、
近所の動物病院から。

はじめての健康診断は、お迎えの直後に行くことが多いです。家の近くで、診療時間がわかる病院を探しておきましょう。

犬種診断をやってみる