けんかには、たいてい「きっかけ」があります。1〜2週間、うなる・にらむ・固まる・けんかになった場面をメモすると、何を変えればいいかが見えてきます。
- ごはん
起きやすい場面食器を置いた瞬間、食べ終わった犬が相手の食器に行く
減らす工夫別の部屋かサークルで食べさせる。食べ終わったら食器をすぐ下げる
- おもちゃ・おやつ・ガム
起きやすい場面長く楽しめるガム、お気に入りのおもちゃ
減らす工夫一緒にいるときは出さない。与えるときは別々の場所で
- 寝場所・ソファ・飼い主のそば
起きやすい場面せまい通路、ソファの上、ひざの上
減らす工夫寝床を離して複数置く。ソファに乗せるのを一時やめる
- 玄関・窓・チャイム
起きやすい場面来客や外の犬で2頭とも興奮したとき
減らす工夫興奮が向く先がずれてけんかになることがある。チャイムが鳴ったら、それぞれ別の場所へ誘導する
- 飼い主の帰宅・散歩の前
起きやすい場面喜んで興奮が高まったとき
減らす工夫帰宅のあいさつはさらっと。リードは1頭ずつつける
- せまい出入り口
起きやすい場面ドア、ゲート、廊下ですれちがう
減らす工夫出入りは1頭ずつ。通り道を広くあける
2-1けんかの前のサインを知っておく
栃木県動物愛護指導センターのテキストは、くちびるを引いて歯をむき出しているのは攻撃的な態度、しっぽは興奮の目安で警戒しているときにも振る、と説明しています。
次のような様子が見えたら、名前を呼んで1頭をその場から離し、きっかけになった物を片付けます。
- じっと相手をにらむ、体が固まる
- うなる、歯を見せる
- 相手の通り道をふさぐ、上からおおいかぶさる
- おもちゃや食器の上に覆いかぶさって動かない
けんかになってから止めるより、ここで離すほうがずっと安全です。