まず結論:行き先は「移動」「季節」「宿」の順に決める
犬連れ旅行は、人だけの旅行と決める順番が少しちがいます。行きたい観光地から決めるより、次の順に考えると失敗が少なくなります。
- 移動:犬の大きさで使える乗りものが変わる。車か、電車か、飛行機か
- 季節:夏の暑さ、冬の寒さ。犬が快適にすごせる時期と場所か
- 宿:犬の大きさ・頭数を受け入れてくれるか。部屋の中で一緒にすごせるか
- 現地ですごす場所:犬と入れるお店、散歩できる場所、ドッグラン
はじめてなら、家から車で2〜3時間くらいの場所に1泊から始めるのがおすすめです。犬が車や知らない部屋でどう過ごすかを見てから、次は少し遠くへ、と広げていけます。
「おすすめのエリア」は、犬の大きさ・年齢・暑さへの強さで変わります。この記事では、犬ふぁんが集めた犬と泊まれる宿2,500軒の公開情報をもとに、エリアごとの料金や温泉・ドッグランの傾向を見ながら、自分たちに合う行き先の選び方と、計画の立て方を順番にまとめます。
犬ふぁんのデータで見る「犬と泊まれる宿」
犬ふぁんでは、楽天トラベルに載っている犬と泊まれる宿の公開情報を集めています(2,500軒、2026年10月時点)。料金は楽天トラベルの「最安料金」で、1人あたりの金額です。時期やプランで変わるので、目安として見てください。また、楽天トラベルに載っていない宿は入っていません。
料金:真ん中は1人8,900円
最安料金がわかる1,995軒の真ん中(中央値)は1人8,900円でした。安いほうから4分の1の宿は6,000円以下、高いほうから4分の1の宿は14,300円以上です。
- 0〜8,000円43%857
- 8,000〜12,000円23.5%469
- 12,000〜16,000円12.5%250
- 16,000〜20,000円6.6%131
- 20,000〜25,000円4.8%95
- 25,000〜30,000円2.7%54
- 30,000〜40,000円3.3%65
- 40,000円以上3.7%74
「最安料金」は、素泊まりや平日・オフシーズンのいちばん安いプランであることが多い数字です。夕食つき・休日・連休・夏休みのプランは、これより高くなるのがふつうです。予算を立てるときは、行きたい日・人数・食事つきかどうかで、実際の料金を宿のページで確かめてください。
宿の種類ごとに見ると、真ん中の料金はペンション(n=960)9,000円、ホテル(n=681)9,000円、旅館(n=354)8,000円で、大きな差はありませんでした。種類よりも、場所や部屋のつくり、食事の内容で料金が変わると考えたほうがよさそうです。
料金のくわしい読み方は、こちらの記事にまとめています。
犬の宿泊料金は「1頭1泊2,000〜3,300円」が真ん中
犬の料金(人とは別にかかる料金)は、宿の注意事項に「小型犬◯円」のように書かれているものだけを拾いました。書いている宿は多くないので、母数は少なめです。
| 犬の大きさ | 1頭1泊の真ん中 | 母数 |
|---|---|---|
| 小型犬 | 2,000円 | n=28 |
| 中型犬 | 2,500円 | n=26 |
| 大型犬 | 3,300円 | n=30 |
小型犬は1,100〜2,200円、大型犬は2,420〜4,000円の間に、真ん中の半分の宿が入っていました(四分位の範囲)。大きな犬ほど高くなる宿が多い、という傾向です。2頭以上なら頭数分かかることもあるので、合計で考えましょう。注意事項に料金を書いていない宿も多く、その場合は予約前に宿へ確かめてください。
温泉は16.4%、ドッグランつきは9.4%
2,500軒のうち、温泉があると書かれている宿は16.4%、敷地内にドッグランがある宿は9.4%でした。どちらも「犬と泊まれる宿ならたいていある」ものではありません。温泉やドッグランを旅の目的にするなら、エリア選びの段階から意識すると探しやすくなります。
チェックインは15時台が78.7%、駐車場無料は83.5%
チェックインの時刻は15時台が78.7%、チェックアウトは10時台が73.8%、11時台が22.9%でした(いずれもn=2,500)。犬連れの旅では、チェックインまでの時間とチェックアウト後の時間をどう過ごすかが計画のポイントになります(あとで説明します)。
駐車場が無料と書かれている宿は83.5%(n=2,500)。車で行く人には心強い数字です。ただし台数に限りがある宿もあるので、予約のときに確かめておくと安心です。
宿の注意事項に書かれていること
宿の注意事項のなかで、犬に関することがどのくらい書かれているかも数えました(n=2,500)。
- ワクチン証明5.1%128
- 頭数制限4%101
- マナーベルト・おむつ1.1%28
- ケージ持参0.8%21
- ベッド・ソファ禁止0.3%8
- 食事処に同伴可0.3%8
- 大型犬不可0.2%5
割合が低いのは「その決まりがない」ということではなく、「楽天トラベルの注意事項欄には書いていない」ということです。宿の公式サイトや予約のときの案内で、ワクチン証明・頭数・ケージ・マナーベルトの決まりを伝えられることはよくあります。予約前に宿の公式ページを読み、わからなければ電話で聞きましょう。
口コミの平均は4.31
口コミの点数がわかる2,101軒の平均点(宿ごとの平均の平均)は4.31、口コミ件数の真ん中は45件でした。点数は人の泊まりやすさの評価が中心なので、犬連れで泊まった人の口コミを読んで、部屋の広さや床の滑りやすさ、犬の受け入れ方を確かめるのが役に立ちます。
エリアのタイプ別の選び方
犬連れ旅行の行き先は、4つのタイプに分けて考えると選びやすくなります。
| タイプ | 向いている時期 | よいところ | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 高原・避暑地 | 夏 | 平地より涼しいことが多い | 朝晩の冷えこみ。夏休みは宿がうまりやすい |
| 海辺 | 春・秋 | 砂浜の散歩、海の景色 | 夏の砂浜は熱くなる。犬の立ち入りを決めている浜もある |
| 温泉地 | 秋・冬 | 人は温泉、犬と部屋でゆっくり | 大浴場や食事処に犬は入れないことが多い |
| 自然の多い郊外 | 春・秋 | 広い場所でのびのび | 虫やダニ、天気の変化への備え |
犬ふぁんのデータで見る主なエリア
犬と泊まれる宿が30軒以上集まったエリアについて、料金と温泉・ドッグランの割合を並べました。軒数は「楽天トラベルに載っていて犬ふぁんが集めた宿の数」で、エリアの人気や実際の宿の数のランキングではありません。
| エリア | 宿の数 | 最安料金の真ん中 | 温泉・ドッグラン |
|---|---|---|---|
| 静岡県伊東市 | 83 | 11,000円 | 温泉41%・ラン22.9% |
| 兵庫県淡路市 | 58 | 9,700円 | 温泉0%・ラン17.2% |
| 栃木県那須町 | 50 | 9,666円 | 温泉28%・ラン24% |
| 長野県白馬村 | 49 | 12,000円 | 温泉14.3%・ラン4.1% |
| 神奈川県箱根町 | 31 | 15,400円 | 温泉41.9%・ラン3.2% |
| 山梨県富士河口湖町 | 31 | 12,127円 | 温泉9.7%・ラン6.5% |
| 静岡県熱海市 | 30 | 12,460円 | 温泉53.3%・ラン3.3% |
全体(n=2,500)の温泉16.4%・ドッグラン9.4%とくらべると、次のような特徴が見えます。
- 温泉で選ぶなら:熱海市(温泉53.3%、n=30)、箱根町(41.9%、n=31)、伊東市(41%、n=83)は温泉つきの宿の割合が高い。人は温泉、犬とは部屋でゆっくり、という旅に組みやすいエリア
- 宿のドッグランで選ぶなら:那須町(24%、n=50)、伊東市(22.9%、n=83)、淡路市(17.2%、n=58)は、敷地内にドッグランがある宿の割合が全体より高い
- 料金を見るなら:箱根町は真ん中が15,400円(n=30)と高め。那須町(9,666円、n=43)、淡路市(9,700円、n=51)は全体の8,900円に近い
各エリアの宿は、一覧ページで探せます。
/inn/shizuoka/ito
/inn/tochigi/nasu
/inn/hyogo/awaji
県ごとに見ると
都道府県ごとに見ても、温泉つきの割合は静岡県(34.9%、n=235)が高く、ドッグランつきの割合は群馬県(19.8%、n=81)、栃木県(18.3%、n=93)、千葉県(16.9%、n=177)が全体の9.4%より高めでした。一方、北海道(n=131)はドッグランつきが1.5%と低く、最安料金の真ん中は6,600円と全体より安めでした。
県の軒数そのものは、集めた範囲に左右されるので「どの県に宿が多いか」の比較にはなりません。割合だけを、エリアの性格をつかむヒントにしてください。
夏は高原、冬は温泉が組みやすい
夏の平地は、犬にとってきびしい暑さになります。国土交通省の資料では、アスファルト舗装は夏の日中、気温30〜40℃のときに60℃に達することがあるとされています。夏に旅行するなら、高原・避暑地を選ぶと散歩しやすい時間が長くなります。ただ、高原でも日中のアスファルトは熱くなるので、散歩は朝夕にしましょう。
冬は、部屋でゆっくりすごせる温泉地が組みやすい季節です。犬と同じ部屋で人が楽しめる宿(露天風呂つき客室など)を選ぶと、犬をひとりにする時間を減らせます。
行き先の「犬のルール」は場所ごとにちがう
同じエリアでも、犬が入れる場所・入れない場所は施設ごとにちがいます。観光施設、公園、浜辺には、犬の立ち入りやリードの決まりがあるところもあります。行く前に、行きたい場所の公式サイトで「ペット」「犬」のルールを確かめましょう。
移動手段の決め方
車:いちばん自由がきく
犬連れ旅行でいちばん使いやすいのは車です。大きな犬でも一緒に移動でき、荷物もたくさん積めます。宿の83.5%(n=2,500)が駐車場無料と書いているのも、車の旅が多いからだと考えられます。
- 犬はクレートに入れるか、犬用のシートベルトなどで固定する
- 1〜2時間ごとに休けいして、水を飲ませたりトイレをさせたりする
- 東京都は、冷房の効いていない車内はわずかな時間でも非常に高温になるとして、短時間でも車から離れるときはペットを一緒に連れて行くよう呼びかけています
電車:小型犬なら
電車に犬を乗せるには、ケースに入れる決まりがあります。JR東日本では、次の条件です(新幹線も同じ)。
- タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内のケース
- ケースと犬を合わせて10kg以内
- 全身がケースに入り、顔を出さない
- 手回り品きっぷ(1個290円)を買う
ケースの重さも入れて10kgまでなので、小型犬が中心になります。ほかの鉄道会社の条件は、各社のページで確かめてください。
飛行機:預け方と季節の制限を確かめる
ANAの国内線では、犬は貨物室に預けます。料金は1個1路線あたり税込6,600円(一部の路線は税込4,400円)です。毎年5月1日から10月31日は、暑さに弱いブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、パグ、シーズーなどの「短頭犬種」は預かりを中止しています。ANAは、貨物室は空調で管理しているものの、客室とは環境が異なる場合があると案内しています。
飛行機を使うなら、犬種・季節・ケージの大きさで乗れるかを、予約の前に航空会社で確かめましょう。行き先によっては、飛行機より車やフェリーのほうが犬の負担が少ないこともあります。
計画の立て方:6つのステップ
ステップ1:犬の「得意・苦手」を書き出す
まず、自分の犬について次のことを確かめます。
- 車に何時間乗っていられるか(酔いやすいか)
- 知らない場所で落ち着けるか、吠えやすいか
- 暑さ・寒さに強いか(短頭犬種、子犬、シニア犬は特に気をつける)
- ほかの犬や人が多い場所は平気か
ここで「車は2時間まで」「暑いのは苦手」とわかれば、行き先の候補がしぼれます。
ステップ2:距離と季節でエリアを決める
ステップ1をもとに、家から無理なく行ける範囲と、季節に合ったタイプ(夏は高原、冬は温泉など)を組み合わせます。温泉やドッグランを重視するなら、上の表のように、その割合が高いエリアを候補にすると宿が見つかりやすくなります。
ステップ3:宿を決める
宿を選ぶときに確かめたいことです。
- 犬の大きさ・頭数の制限(小型犬だけ、2頭までなど)
- 犬の料金(1頭いくらか、頭数分か)
- 犬と同じ部屋か、別の場所か。ベッドやソファに上げてよいか
- ケージの持参、ワクチン証明、マナーベルトが必要か
- 食事の時、犬はどこにいるか(部屋で待つか、一緒に入れるか)
- 宿のドッグラン、足洗い場があるか
先ほどのデータのとおり、注意事項欄に書かれていない決まりもあります。予約前に宿の公式ページを読み、わからないことは電話で聞きましょう。
/tokushu/large-dog-inn
/tokushu/dogrun-inn
ステップ4:1日の流れを組む
チェックインは15時台の宿が78.7%、チェックアウトは10〜11時台が大半です(n=2,500)。その前後の時間が、犬と一緒にすごす時間になります。
- 午前中に出発し、昼すぎに目的地の近くで散歩や食事
- 15時ごろチェックイン、部屋で一休み
- 夕方の散歩、夕食、早めに休む
- 翌朝は朝の散歩、チェックアウト後に少し観光して帰る
詰めこみすぎないことが大事です。犬は知らない場所でいつもより疲れます。予定は少なめにして、宿でゆっくりする時間をとりましょう。
ステップ5:現地で寄る場所を調べる
犬と入れるカフェやお店、散歩できる公園、ドッグランを、地図で調べておきます。「犬はテラス席だけ」「キャリーに入れれば店内OK」など、お店によって決まりがちがいます。犬ふぁんの一覧から探せます。
/food
/dogrun
ステップ6:もしもの時に備える
旅先で犬の体調が気になったときに困らないよう、行き先の近くの動物病院と、夜間・休日に診てもらえる病院を調べておきます。
実例:犬に合わせた旅の組み方
同じ「1泊2日」でも、犬の大きさや性格で組み方は変わります。よくある3つのケースで考えてみます。
ケース1:5kgの小型犬、車がない
電車で行くなら、ケースと犬を合わせて10kg以内(JR東日本)の条件に収まるかをまず確かめます。5kgの犬でも、ケースが重いと超えてしまうことがあるので、ケースごと体重計に乗って量っておきましょう。
行き先は、駅から宿までの移動が短いエリアが向いています。犬ふぁんのエリアページでは、宿の最寄り駅も見られます。たとえば伊東市の宿は伊豆高原駅、那須町の宿は那須塩原駅や黒磯駅が最寄りとして多く出てきます(いずれも楽天トラベルの掲載情報より)。駅から宿までは送迎があるか、タクシーに犬を乗せられるかを、宿とタクシー会社に確かめてください。
ケース2:30kgの大型犬、車で
大型犬は「小型犬だけ」の宿に泊まれないので、宿選びが最初の関門です。犬の料金も大型犬は真ん中3,300円(n=30)と、小型犬より高めになる宿が多くなります。
車で2〜3時間の範囲で、宿にドッグランがあるエリアを選ぶと、着いてからすぐに体を動かせます。那須町(ドッグランつき24%、n=50)や伊東市(22.9%、n=83)は、全体の9.4%より割合が高いエリアです。ただし、宿のドッグランに大型犬が入れるか、時間を分けているかは宿によるので、予約前に聞いておきましょう。
ケース3:暑さが苦手な犬、夏休みに行きたい
短頭犬種やシニア犬など暑さが苦手な犬なら、夏は高原を選び、移動は車で、朝早くか夕方に走るのが基本です。飛行機は、ANAでは短頭犬種を5月1日から10月31日まで預かっていません。
現地では、日中は冷房のきいた宿の部屋や、犬と入れる屋内の施設で過ごし、散歩は朝夕にします。雨や暑さで外に出られない日のために、屋内ドッグランの場所も調べておくと安心です。
予算の目安を立てる
予算は「人の宿代+犬の宿代+移動費+現地の費用」で考えます。たとえば大人2人と小型犬1頭で、最安料金が真ん中くらい(1人8,900円)の宿に泊まると、人の分は8,900円×2人で17,800円、犬の分は真ん中の2,000円を足して、宿代だけで2万円ほどが目安になります。これは最安料金での計算なので、夕食つきや休日のプランでは高くなります。高速代やガソリン代、現地の食事代も忘れずに足しておきましょう。
犬の準備と持ち物
出発前に確かめること
- 犬の登録(鑑札)と毎年の狂犬病予防注射(注射済票)。厚生労働省は、鑑札と注射済票を犬につけることを法律で定めていると案内しています
- 宿が求めるワクチンの証明書(写真をスマホに入れておくと便利)
- 迷子札とマイクロチップの登録情報。環境省によると、ペットショップやブリーダーから迎えた犬は、飼い主の情報への変更登録が義務になっています。引っ越しなどで電話番号が変わっていないか確かめましょう
- 体調が気になることがあれば、出発前にかかりつけの動物病院に相談
持ち物チェックリスト
| 持ち物 | ポイント |
|---|---|
| ふだんのフード・おやつ | 旅先でも、いつもの量と時間で |
| 水と器 | 移動中こまめに飲めるように |
| リード・首輪(ハーネス) | 予備があると安心 |
| クレート・キャリー | 車でも宿でも、犬が落ち着ける場所になる |
| うんち袋・トイレシート | 宿の部屋でも使う |
| タオル・ウェットティッシュ | 足ふき、雨の日、汚れたとき |
| マナーベルト・おむつ | 宿で求められることがある |
| いつも使っている毛布 | においで落ち着きやすい |
| ワクチン証明書の写し | 宿やドッグランで見せることがある |
| 常用の薬(あれば) | かかりつけで相談のうえ持っていく |
宿でのマナー
- 部屋のベッドやソファに上げてよいかは、宿の決まりに従う
- 部屋で犬をひとりにしない(吠えや、いたずらの心配がある)
- 館内では抱っこやリードで移動する。共用部分で排せつさせない
- 抜け毛はできるだけ片づけ、汚したときは正直に伝える
よくある質問
Qはじめての犬連れ旅行は、どれくらいの距離がいいですか?
家から車で2〜3時間くらいの場所に1泊がおすすめです。車での様子、知らない部屋での落ち着き方を見てから、次の旅を考えましょう。
Q犬の宿泊料金はいくらくらいですか?
犬ふぁんが集めた宿のうち、注意事項に料金が書かれていたものの真ん中は、1頭1泊で小型犬2,000円(n=28)、中型犬2,500円(n=26)、大型犬3,300円(n=30)でした。書いていない宿も多いので、予約前に確かめてください。
Q夏の旅行で気をつけることは?
涼しい高原を選び、散歩は朝夕にします。車に犬を残して離れないこと、水をこまめに飲ませることも大事です。短頭犬種は飛行機で預けられない季節があるので注意してください(ANAは5月1日〜10月31日)。
Q宿の注意事項に何も書いていなければ、ワクチン証明はいりませんか?
いらないとは限りません。注意事項欄に書かれていなくても、宿の公式ページや予約時の案内で求められることがあります。予約前に確かめておくと安心です。
Q電車で行くとき、キャリーから顔を出してもいいですか?
JR東日本では、全身がケースに入り顔を出さないことが条件です。抱っこやリードだけでは乗れません。ほかの鉄道会社は各社のページで確かめてください。
Q2頭以上でも泊まれますか?
頭数の制限を注意事項に書いている宿は4%(n=2,500)でしたが、書いていなくても「2頭まで」などの決まりがある宿はあります。犬の料金が頭数分かかることも多いので、予約前に頭数と合計の料金を確かめましょう。
参考にした情報
- 国土交通省 公開資料(舗装の新技術の検討結果、「クールペーブ」の項) https://www1.mlit.go.jp/common/001041853.pdf
- JR東日本「犬を電車に乗せるルール」 https://media.jreast.co.jp/articles/408
- ANA「ペットをお連れのお客様(国内線)」 https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/reservation/support/domestic/pets/
- 東京都保健医療局 ペットの熱中症についてのお知らせ https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/aigo/doubutsu_oshirase/nettyuusyou
- 厚生労働省「狂犬病予防法に基づく犬の登録・予防注射について」 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
- 環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録に関するQ&A」 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip_qa.html
- 宿の料金・設備:楽天トラベルに掲載されている宿の公開情報(犬ふぁん集計、2026年10月)
(いずれも2026年10月に確認)