犬と泊まれる宿#料金・相場#犬と泊まれる宿#犬連れ旅行

犬と泊まれる宿の料金相場1泊いくら?宿代と犬の料金を全国2,000軒で調べた【2026年】

犬と泊まれる宿は1泊いくらかかるのか。犬ふぁんに載っている宿のうち、最安料金がわかる1,995軒と、犬の料金を案内している308軒を集計しました。宿代は1人約8,900円、犬の料金は1頭約2,200円が真ん中です。47都道府県と人気エリアの相場、温泉・ドッグラン・一棟貸しなど条件ごとの違い、大きさ別の犬の料金、1泊の総額の目安と安く泊まるコツまで、データでまとめました。

犬ふぁん編集部公開 2026-10-10約29分で読めます

8,900円宿代の真ん中(1人あたりの最安料金)
2,200円犬の料金の真ん中(1頭1泊)
約2万円大人2人+小型犬1頭の1泊の目安

まず結論:宿代は1人約9,000円、犬の料金は1頭約2,200円

犬ふぁんに載っている「犬と泊まれる宿」約2,500軒のうち、楽天トラベルに料金が出ている1,995軒の最安料金(1人あたり)と、宿の案内に犬の料金の金額を書いている308軒の金額を、2026年10月に集計しました。結論から書くと、次の4つです。

8,900円宿代の真ん中(1人あたりの最安料金)
2,200円犬の料金の真ん中(1頭1泊)
約2万円大人2人+小型犬1頭の1泊の目安
57%1人1万円未満で泊まれる宿の割合
  • 宿代の半分は6,000円〜14,300円に入ります。1万円を切る宿が1,139軒あり、全体の半分を超えます
  • 犬の料金は1頭1泊1,500〜3,000円の宿が半分。大きさで分けている宿では、小型犬2,200円・中型犬と大型犬3,000円が真ん中です
  • 宿の種類(ペンション・ホテル・旅館)では、宿代の真ん中はほとんど変わりません。差が出るのは地域と設備です
  • 料金が上がるほど口コミの評価も上がります。5,000円未満の宿は平均4.04点、3万円以上の宿は4.59点でした

この記事では、まず宿代の相場と、宿の種類・設備・地域による違いを見ていきます。そのあと犬の料金の相場と決め方、頭数や大きさの決まり、1泊の総額の目安と安く泊まるコツ、予約の前に確かめたいことの順にまとめました。行き先が決まっている人は「地域で比べる」から、予算を知りたい人は「1泊の総額と安く泊まるコツ」から読むと、必要な答えにすぐたどり着けます。

宿代の相場:いちばん多いのは5,000〜8,000円

1,995軒の最安料金を、金額の帯ごとに分けました。

1人あたりの最安料金
  1. 5,000円未満14%277軒
  2. 5,000〜8,000円29%580軒
  3. 8,000〜10,000円14%282軒
  4. 10,000〜15,000円20%393軒
  5. 15,000〜20,000円9%175軒
  6. 20,000〜30,000円7%149軒
  7. 30,000円以上7%139軒

いちばん多いのは5,000〜8,000円の帯で、全体の29%を占めます。5,000円未満も277軒あり、素泊まりのペンションや、キッチンつきの一棟貸しで1人あたりにすると安くなる宿が入っています。

1万円以上の宿は856軒(43%)で、そのうち2万円を超える宿が288軒あります。2万円を超える宿の多くは、露天風呂つきの客室や、犬専用の設備をそろえた高級旅館・ヴィラです。

犬と泊まれる宿というと「普通の宿より高い」と思われがちですが、宿代そのものは普通の宿とあまり変わりません。上乗せになるのは、あとで書く「犬の料金」です。

犬ふぁん全国の1万円以下で犬と泊まれる宿1人あたりの最安料金で比較特集・1,139件

料金が高いほど口コミの評価は上がる

宿代の帯ごとに、楽天トラベルの口コミの平均点(5点満点)と、1軒あたりの口コミの数を比べました。

1人あたりの最安料金宿の数口コミの平均点口コミの数(平均)
5,000円未満277軒4.04点297件
5,000〜8,000円580軒4.23点297件
8,000〜10,000円282軒4.34点201件
10,000〜15,000円393軒4.45点283件
15,000〜20,000円175軒4.52点176件
20,000〜30,000円149軒4.55点190件
30,000円以上139軒4.59点71件

料金の帯が上がるごとに、平均点はきれいに上がっていきます。5,000円未満は4.04点ですが、1万円台で4.45点、3万円以上では4.59点です。

ただし、5,000〜8,000円の帯でも4.23点あり、口コミの数は1軒あたり平均297件といちばん多い帯の一つです。泊まった人が多く、評価も悪くない、いわば「定番の価格帯」です。はじめての犬連れ旅行なら、この帯から口コミの多い宿を選ぶと失敗しにくいでしょう。

3万円以上の宿は口コミの数が平均71件と少なめです。部屋数が少ない宿や、新しく開業した宿が多いためです。高い宿ほど口コミが少ないので、点数だけでなく口コミの中身(犬の受け入れ方や、部屋の広さ)を読んでから決めるのがおすすめです。

宿の種類・設備で比べる

ペンション・ホテル・旅館

楽天トラベルの宿の種類で分けると、犬と泊まれる宿はペンションがいちばん多く、半分近くを占めます。

宿の種類宿の数真ん中半分が入る範囲
ペンション960軒9,000円6,000〜14,006円
ホテル681軒9,000円5,980〜15,400円
旅館354軒8,000円6,000〜13,262円

料金の帯ごとの割合も見てみます。

宿の種類宿の数1万円未満1万〜2万円2万円以上
ペンション960軒57%29%14%
ホテル681軒55%29%16%
旅館354軒63%25%12%

真ん中の料金はペンションとホテルが同じ9,000円、旅館が少し安めの8,000円です。2万円以上の高い宿の割合も、どの種類も15%前後で大きな差はありません。種類よりも、宿ごとの差のほうがずっと大きいと考えてよいでしょう。

はじめての犬連れ旅行なら、次の順で宿をしぼると迷いません。

  1. 行き先を決める:車で2〜3時間以内なら、犬の負担も少なく、休憩をはさみながら行けます
  2. 宿の種類を決める:犬向けの設備を重視するならペンション、街を観光するならホテル、温泉が目当てなら旅館や温泉つきの宿
  3. 犬の条件で探す:大きさ・頭数で泊まれるか、犬が入れる場所(部屋だけか、食事処もOKか)を確かめる
  4. 予算で比べる:宿代に犬の料金を足した総額で比べる
  5. 口コミを読む:犬連れの人の口コミで、部屋の様子や宿の対応を確かめる

種類ごとの特徴は、次のとおりです。

ペンション:犬連れ旅行の定番

犬と泊まれる宿のいちばんの定番です。オーナー自身が犬を飼っていることが多く、ドッグランや足洗い場、犬用のごはんなど、犬向けの設備がそろっている宿がたくさんあります。客室数が少なく、ほかのお客さんも犬連れなので、吠え声や足音に気をつかいすぎずに過ごせます。

食事は食堂に犬を連れて入れる宿も多く、「家族みんなでごはん」ができるのも人気の理由です。軽井沢・那須・伊豆高原・河口湖など、犬連れに人気の高原や別荘地に多く集まっています。

ホテル:駅近や街なかで泊まりたいときに

ホテルは、駅の近くや街なかで泊まりたいときの選択肢です。ペット同伴の客室だけを用意しているホテルが多く、ロビーやレストランには犬を連れて入れないこともあります。その分、部屋の中では犬とゆっくり過ごせます。

最近は犬と泊まることを前提にした「ドッグフレンドリーホテル」も増えています。こうした宿は、館内のほとんどの場所に犬と一緒に入れるのが特徴で、料金は高めです。

旅館:温泉と和室でくつろぐ

旅館は温泉地に多く、和室でくつろぎたい人に向いています。犬と泊まれる客室が離れや特定の階に分かれていることが多く、大浴場には犬は入れません。部屋つきの露天風呂や貸切風呂がある旅館なら、犬をひとりにする時間を短くできます。

1泊2食つきのプランが中心なので、最安料金で比べると安く見えても、実際に予約するプランは高くなりがちです。食事つきで比べるときは、旅館の料金はこの記事の数字より上になると考えてください。

温泉・ドッグラン・コテージなど条件ごとの相場

温泉、ドッグラン、コテージなど、犬連れの宿を選ぶときに気になる条件ごとに、宿代の真ん中と口コミの平均点を集計しました。

条件宿の数真ん中口コミの平均点
すべての宿1,995軒8,900円—
1万円以下で宿1,139軒6,450円4.19点
ペンション960軒9,000円4.36点
温泉がある宿355軒8,800円4.31点
BBQができる宿230軒9,165円4.30点
貸切風呂がある宿61軒9,350円4.32点
中型宿180軒9,350円4.35点
大型宿131軒9,600円4.37点
コテージ・一棟貸し529軒9,900円4.30点
ドッグランがある宿201軒11,000円4.38点
グランピング108軒11,175円4.41点

いちばん高いのはグランピングで、真ん中は1万1,175円でした。テントやドームに泊まる「グランピング」は、食事つきのプランが基本で、設備にもお金がかかっているためです。口コミの平均点も4.41点と高めです。

ドッグランのある宿も1万1,000円と高めです。敷地にドッグランを持てる宿は、広い土地のある高原や郊外の宿が多く、犬向けの設備に力を入れている分、料金も上がります。

一方、温泉のある宿は8,800円で、全体の真ん中(8,900円)とほぼ同じでした。温泉地には価格の手ごろな宿も多いので、「温泉つきは高い」とは限りません。温泉が目当てなら、温泉のある宿から探しても損はしにくいでしょう。

コテージ・一棟貸しは529軒と数が多く、真ん中は9,900円です。一棟貸しは「1棟いくら」の料金を1人あたりに割って表示していることが多く、大人数で泊まるほど1人あたりは安くなります。多頭飼いの家族や、2家族で泊まるときに向いています。

大型犬と泊まれる宿は真ん中9,600円、中型犬と泊まれる宿は9,350円で、全体より少し高い程度でした。大きな犬を受け入れられる宿は広めの客室やコテージが多いためです。料金の差は大きくありませんが、そもそも大型犬OKの宿は全体の1割弱しかないので、早めの予約が大切です。

犬ふぁん全国の犬と泊まれるコテージ・一棟貸し周りを気にせず過ごせる特集・632件犬ふぁん全国の大型犬と泊まれる宿受け入れ条件つき特集・154件

条件を組み合わせると?

「温泉もドッグランも」「大型犬OKで一棟貸し」のように、条件を2つ重ねたときの宿代です。

組み合わせ宿の数真ん中
温泉+ドッグラン31軒12,144円
温泉+大型犬OK24軒10,000円
ドッグラン+大型犬OK31軒13,680円
コテージ・一棟貸し+大型犬OK43軒9,636円
コテージ・一棟貸し+BBQ133軒9,260円
コテージ・一棟貸し+ドッグラン65軒11,800円

温泉とドッグランの両方がある宿は31軒しかなく、真ん中は1万2,144円です。どちらか片方だけなら9,000円前後の宿も多いので、「両方ほしい」という条件が料金を3,000円ほど押し上げているといえます。

ドッグランがあって大型犬もOKの宿も31軒で、真ん中は1万3,680円と組み合わせの中でいちばん高めでした。大型犬が思いきり走れる広いドッグランを持つ宿は限られるので、こうした宿は人気が集中します。

一方、コテージ・一棟貸しとBBQの組み合わせは133軒と多く、真ん中は9,260円と手ごろです。犬と一緒に庭でバーベキューを楽しめる一棟貸しは、条件を重ねても高くなりにくい、ねらい目の組み合わせです。

大型犬OKの一棟貸しも43軒あり、真ん中は9,636円。大型犬との旅行なら、ほかのお客さんを気にしなくてよい一棟貸しから探すと、料金も選択肢も広がります。

地域で比べる:地方・都道府県・人気エリア

地方ごとの相場

全国を7つの地方に分けて、宿代を比べました。

地方宿の数真ん中1万円未満の割合
北海道・東北237軒7,000円71%
関東395軒10,400円46%
甲信越・北陸353軒9,000円57%
東海285軒9,528円55%
関西292軒9,370円53%
中国・四国181軒7,700円65%
九州・沖縄252軒7,262円62%

いちばん高いのは関東で、真ん中は1万400円。1万円未満の宿は半分を切ります。首都圏から車で行ける箱根・南房総・伊豆の一部など、人気の観光地が料金を押し上げています。

反対に安いのは北海道・東北で、真ん中は7,000円、1万円未満の宿が7割を超えます。九州・沖縄(7,263円)、中国・四国(7,700円)も安めです。旅費をおさえたいなら、宿代だけを見るとこうした地方がねらい目です。ただし移動にかかる費用(飛行機やフェリーで犬を運ぶ料金)も含めて考えましょう。

甲信越・北陸と東海、関西は9,000〜9,500円前後でほぼ同じです。軽井沢・白馬(長野)、河口湖(山梨)、伊豆(静岡)、淡路島(兵庫)など、犬連れに人気の地域が多く含まれます。

都道府県ごとの相場

47都道府県すべての宿代をまとめました。宿の数が少ない県は、数軒の宿の料金で真ん中が大きく変わるので、目安として見てください。

都道府県宿の数真ん中1万円未満の割合
静岡県200軒9,900円52%
長野県155軒9,680円55%
千葉県148軒11,930円32%
兵庫県123軒9,900円51%
北海道97軒6,600円68%
山梨県90軒10,325円47%
栃木県82軒8,900円56%
京都府74軒9,000円57%
沖縄県60軒5,720円75%
群馬県60軒8,325円60%
神奈川県57軒10,500円42%
新潟県48軒7,150円79%
大分県45軒10,080円44%
福島県45軒6,600円76%
三重県40軒9,694円58%
石川県36軒9,000円67%
熊本県36軒10,450円50%
広島県34軒7,749円68%
鹿児島県31軒7,000円71%
和歌山県30軒9,860円50%
岩手県29軒7,950円69%
香川県29軒8,500円55%
岡山県28軒6,750円82%
大阪府26軒7,560円65%
福岡県25軒7,050円52%
岐阜県25軒7,960円68%
滋賀県24軒12,100円42%
長崎県23軒7,200円70%
山形県22軒7,362円77%
島根県22軒9,875円50%
愛知県20軒7,300円70%
東京都20軒10,766円45%
宮城県20軒6,392円75%
愛媛県19軒7,000円58%
宮崎県18軒5,025円78%
福井県17軒9,000円53%
茨城県16軒5,970円81%
鳥取県15軒8,650円60%
奈良県15軒11,000円47%
佐賀県14軒6,910円64%
秋田県14軒6,500円79%
徳島県12軒5,450円92%
埼玉県12軒7,850円58%
山口県12軒7,975円67%
青森県10軒8,000円60%
高知県10軒7,100円60%
富山県7軒9,900円57%

宿がいちばん多いのは静岡県(200軒)で、伊東・熱海・伊豆・下田など伊豆半島に集まっています。真ん中は9,900円で、温泉のある宿が76軒と全国でいちばん多いのが特徴です。

長野県(155軒)は軽井沢・白馬・安曇野などの高原リゾートが中心で、真ん中は9,680円。ドッグランのある宿も22軒と多く、広い敷地でのびのび過ごせる宿が見つかります。

千葉県(148軒)は真ん中が1万1,930円と、宿の多い県の中ではいちばん高くなりました。南房総や館山の海沿いに、一棟貸しやヴィラが多いためです。4分の3の位置が2万3,168円と、高い宿の割合が多いのも千葉の特徴です。

北海道(97軒)は真ん中6,600円と安く、1万円未満の宿が3分の2を占めます。函館や札幌の街なかのホテルが安い料金を出していることが効いています。沖縄県(60軒)も5,720円と安めで、コンドミニアム型の宿が多く入っています。

山梨県(90軒)は河口湖・山中湖・北杜市(八ヶ岳)が中心で、真ん中は1万325円。富士山の見える宿が多く、関東からの週末旅行先として人気です。栃木県(82軒)は那須・日光・那須塩原で、真ん中は8,900円と人気エリアの中では手ごろです。

兵庫県(123軒)は、淡路島(淡路市・洲本市・南あわじ市)と、有馬・城崎などの温泉地が中心です。真ん中は9,900円ですが、4分の3の位置は1万7,620円と、淡路島の高級グランピングが上のほうを押し上げています。

京都府(74軒)は真ん中9,000円。京都市内の街なかのホテルと、天橋立や美山などの郊外の宿の両方があり、街なかのホテルは犬と泊まれる部屋が限られるので、観光シーズンは早めの予約が必要です。

群馬県(60軒)は嬬恋村(北軽井沢)や草津・伊香保などの温泉地で、真ん中は8,325円。新潟県(48軒)は妙高や湯沢で7,150円、福島県(45軒)は裏磐梯(北塩原村)が中心で6,600円と、どちらも1万円未満の宿が7割を超えます。

九州では、阿蘇の一棟貸しが多い熊本県(36軒)が真ん中1万450円、由布院と別府のある大分県(45軒)が1万80円と、この2県が1万円を超えています。九州の中でも、温泉と自然の豊かなエリアは料金が上がります。

宿の数がもっとも少ない富山県(7軒)や青森県・高知県(10軒)では、数軒の料金で真ん中が大きく動くので、表の数字は参考程度にとどめ、宿ごとに料金を確かめてください。

東京都は20軒と少ないものの、真ん中は1万766円で、都内のペット同伴ホテルは比較的高めです。神奈川県(1万500円)は箱根の高級旅館が多く、4分の3の位置が2万4,570円と高い宿の割合が目立ちます。

人気エリア(市町村)ごとの相場

宿の多い市町村を25か所選んで、宿代を比べました。犬連れ旅行の行き先を選ぶときの参考にしてください。

市町村宿の数真ん中1万円未満の割合
伊東市(静岡)72軒10,750円46%
淡路市(兵庫)51軒9,700円53%
那須町(栃木)43軒9,666円51%
箱根町(神奈川)30軒14,140円37%
白馬村(長野)27軒12,000円44%
富士河口湖町(山梨)26軒10,614円50%
熱海市(静岡)26軒12,120円31%
軽井沢町(長野)25軒10,980円48%
南房総市(千葉)21軒15,000円38%
山中湖村(山梨)20軒10,296円45%
北杜市(山梨)19軒10,000円47%
函館市(北海道)19軒5,000円89%
日光市(栃木)19軒9,350円53%
由布市(大分)19軒13,600円21%
洲本市(兵庫)18軒8,750円67%
嬬恋村(群馬)18軒8,450円56%
京都市下京区(京)18軒8,850円67%
下田市(静岡)16軒7,000円69%
北塩原村(福島)15軒6,600円87%
志摩市(三重)15軒9,500円53%
伊豆市(静岡)14軒10,250円50%
館山市(千葉)14軒12,550円36%
金沢市(石川)13軒9,000円100%
妙高市(新潟)12軒7,150円75%
那須塩原市(栃木)11軒9,000円55%

伊東市(静岡):宿の数は全国一

犬と泊まれる宿が72軒と、市町村ではいちばん多いのが伊東市です。伊豆高原を中心に、ペンションから温泉旅館、ヴィラまでそろっていて、真ん中は1万750円。5,000円台の素泊まりから、3万円を超える露天風呂つきの宿まで幅が広く、予算に合わせて選びやすいエリアです。

淡路市(兵庫):グランピングと一棟貸しの島

淡路島の北側にある淡路市は51軒。海の見えるグランピングや一棟貸しが多く、真ん中は9,700円です。関西から車で行きやすく、犬連れの週末旅行先として人気が高まっています。

那須町(栃木):高原のペンションが集まる

那須町は43軒で、真ん中は9,666円。昔から犬連れに人気のペンションが多く、ドッグランつきの宿や、犬と入れるカフェ・観光施設も周りに多いので、宿の外でも楽しめます。

箱根町(神奈川):高めだが温泉の宿が多い

箱根町は30軒で、真ん中は1万4,140円と人気エリアの中ではかなり高めです。1万円未満の宿は4割弱。露天風呂つきの客室を持つ旅館が多く、特別な日の旅行向けのエリアといえます。

白馬村・軽井沢町(長野)、富士河口湖町・山中湖村(山梨)

高原・湖のリゾートは、どこも真ん中が1万〜1万2,000円です。夏は涼しく、犬にとっても過ごしやすいので、夏休みは早めに埋まります。冬の白馬はスキー客で料金が上がるので、犬連れなら春や秋がねらい目です。

函館市(北海道)・北塩原村(福島):とにかく安い

函館市は19軒の真ん中が5,000円、北塩原村(裏磐梯)は6,600円で、どちらも1万円未満の宿が9割近くを占めます。函館は街なかのホテル、裏磐梯は湖のまわりのペンションが中心です。

熱海市(静岡):1万円以上が7割

熱海市は26軒で、真ん中は1万2,120円。1万円未満の宿は3割ほどしかありません。海の見える温泉旅館やリゾートホテルが多く、伊豆の中では高めのエリアです。

南房総市・館山市(千葉):海辺の一棟貸し

南房総市は21軒で真ん中1万5,000円、館山市は14軒で1万2,550円。海辺の一棟貸しやヴィラが中心で、千葉県全体の料金を押し上げています。プライベートビーチや広い庭のある宿もあり、少人数でも広々と過ごしたい人向けです。

洲本市(兵庫)・下田市(静岡):海辺でも手ごろ

同じ海辺でも、淡路島の洲本市は真ん中8,750円、伊豆の下田市は7,000円と手ごろです。1万円未満の宿が7割前後あり、海沿いの旅行を安くおさえたい人にはこちらがおすすめです。

嬬恋村(群馬)・北杜市(山梨):高原の穴場

北軽井沢を含む嬬恋村は18軒で真ん中8,450円、八ヶ岳のふもとの北杜市は19軒で1万円。軽井沢や清里の隣にあたる高原の町で、軽井沢町(1万980円)よりやや手ごろに、同じような高原の空気を楽しめます。

金沢市(石川)・京都市下京区:街なかのホテル

金沢市(13軒)は真ん中9,000円で、すべての宿が1万円未満でした。京都市下京区(18軒)も8,850円と手ごろです。観光地の街なかにあるペット同伴OKのホテルは、思ったより安く泊まれることがあります。

由布市(大分):温泉地でも高め

由布院のある由布市は19軒で真ん中1万3,600円。1万円未満は2割しかなく、九州の中では群を抜いて高めです。離れや露天風呂つきの宿が多いためです。

犬の料金(ペット料金)の相場

宿代とは別に、犬1頭ごとに料金がかかる宿が多くあります。宿の案内に犬の料金の金額を書いている308軒を集計しました。1つの宿で大きさによって料金が違うときは、いちばん安い金額で数えています。

犬1頭1泊の料金
  1. 1,000円以下12%37軒
  2. 1,001〜2,000円32%99軒
  3. 2,001〜3,000円32%98軒
  4. 3,001〜5,000円20%63軒
  5. 5,001円以上4%11軒

いちばん多いのは1,001〜3,000円で、全体の3分の2を占めます。5,000円を超える宿は1割もありません。犬1頭あたり「2,000円前後」と考えておけば、大きく外れることはないでしょう。

大きさで料金が変わる宿

小型犬・中型犬・大型犬で料金を分けている宿では、真ん中が次のようになっていました。

大きさ真ん中半分が入る範囲集計した宿
小型犬2,200円1,650〜3,000円42軒
中型犬3,000円2,200〜4,000円37軒
大型犬3,000円2,000〜3,850円23軒

小型犬と中型・大型犬の差は、真ん中で800円ほどです。大型犬だからといって何倍もかかるわけではありません。ただ、「何kgまでが小型犬か」は宿によって違い、10kgまで・8kgまで・体高で決めるなど様々です。体重が境目の子は、予約のときに体重を伝えて確かめましょう。

犬の料金には何が含まれる?

犬の料金は、犬が泊まったあとの部屋の清掃や消臭、毛の掃除にかかる手間の分として決めている宿が多くあります。宿によっては、犬用のベッドや食器、トイレシート、タオルなどの貸し出しも含まれます。

一方で、犬のごはん、ケージの貸し出し、ドッグランの利用などを別料金にしている宿もあります。「犬の料金だけ払えば全部そろう」とは限らないので、何が含まれていて、何を持っていく必要があるかを、予約のときに確かめておきましょう。持ち物が少なくて済む宿は、車に積む荷物も減って、旅行がぐっと楽になります。

料金の決め方は4つ

案内文を読むと、犬の料金の決め方はおおきく4つに分かれていました。

決め方書いていた宿例
1頭1泊ごと242軒1頭1泊2,200円
2頭目から追加・割引30軒1頭目2,000円、2頭目から1,000円
清掃代として1回18軒1滞在につき3,000円
1部屋あたり6軒1室2,000円(頭数は問わない)

いちばん多いのは「1頭1泊ごと」です。この決め方だと、2頭・3頭と増えるほど、また連泊するほど料金が増えます。多頭飼いなら「2頭目から割引」や「1部屋あたり」の宿、連泊なら「清掃代として1回」の宿を選ぶと、総額をおさえられます。

犬の料金を「無料」と書いている宿も33軒ありました。無料の宿は、そのぶん宿代に含まれていることもあるので、総額で比べるのが大切です。

地方・宿の種類で犬の料金は違う?

地方集計した宿犬の料金の真ん中半分が入る範囲
北海道・東北38軒2,200円1,500〜3,000円
関東59軒2,000円1,100〜3,300円
甲信越・北陸50軒1,500円1,100〜2,200円
東海52軒2,200円2,000〜3,300円
関西54軒3,000円2,000〜3,000円
中国・四国18軒2,000円1,620〜3,000円
九州・沖縄37軒3,000円1,800〜3,000円

犬の料金がいちばん安かったのは甲信越・北陸で、真ん中は1,500円。軽井沢や白馬、八ヶ岳など、昔から犬連れの客が多い高原のペンションが、犬の料金を低めにしています。関西と九州・沖縄は3,000円が真ん中で、少し高めでした。

宿の種類集計した宿犬の料金の真ん中半分が入る範囲
ペンション175軒2,000円1,500〜3,000円
旅館59軒2,200円1,500〜3,100円
ホテル74軒3,000円2,000〜3,300円

宿の種類では、ペンションが2,000円といちばん安く、ホテルは3,000円と高めでした。ホテルは犬と泊まれる部屋が限られていて、泊まったあとの清掃や消臭に手間がかかるため、犬の料金を高めにしていることが多いようです。宿代では差がなかったペンションとホテルも、犬の料金まで入れると、ペンションのほうが少し安くなります。

宿代(1人あたり)集計した宿犬の料金の真ん中半分が入る範囲
8,000円未満111軒2,200円1,500〜3,000円
8,000〜15,000円97軒2,200円1,500〜3,000円
15,000円以上61軒2,500円2,000〜3,300円

宿代が高い宿ほど犬の料金も高い、というわけではありませんでした。8,000円未満の宿も8,000〜15,000円の宿も、犬の料金の真ん中は同じ2,200円です。1万5,000円以上の宿でも2,500円で、宿代の差に比べると犬の料金の差は小さいといえます。

頭数と大きさの決まり

何頭まで泊まれる?

案内文に「何頭まで」と書いている宿は162軒ありました。

頭数の上限
  1. 1頭まで30%48軒
  2. 2頭まで36%59軒
  3. 3頭まで30%48軒
  4. 4頭まで2%3軒
  5. 5頭まで2%4軒

いちばん多いのは「2頭まで」で、「1頭まで」「3頭まで」が同じくらいでした。4頭以上OKと書いている宿は7軒しかありません。3頭以上で泊まるなら、コテージや一棟貸しを中心に探すのが近道です。

案内文によく出てくる決まり

決まり書いていた宿
狂犬病予防注射・混合ワクチンの証明書110軒
ケージ・クレートの持参56軒
ヒート(発情期)中は泊まれない31軒
マナーベルト・マナーパンツをつける28軒
館内ではリードをつける21軒

この数は「案内文に書いていた宿」だけで、実際にはもっと多くの宿が同じ決まりを設けています。とくに証明書は、書いていなくても当日に見せるよう求められることがよくあります。スマホで写真を撮っておくと安心です。

証明書は出発前にそろえておく

狂犬病予防注射と混合ワクチンの証明書は、案内文に書いていなくても、チェックインのときに見せるよう求められることがあります。宿によっては「1年以内に接種したもの」のように期間を決めているので、最後に接種した日を確かめておきましょう。

紙の証明書を持っていくのを忘れたときのために、スマホで写真を撮っておくと安心です。狂犬病予防注射の注射済票(金属の札)を首輪につけている子は、それも見せられます。ノミ・ダニの予防を求める宿もあるので、季節によっては予防薬の時期もあわせて確かめておくとよいでしょう。

犬の大きさ別の宿選び

小型犬:選べる宿がいちばん多い

犬と泊まれる宿のほとんどが小型犬を受け入れていて、選択肢に困ることはありません。案内文に「小型犬のみ」「小型犬限定」と書いている宿もあり、こうした宿は館内を抱っこやキャリーで移動するルールのことが多いです。犬の料金も小型犬がいちばん安く、真ん中は2,200円でした。

中型犬:体重の区分に注意

中型犬と泊まれると書かれた宿は180軒、宿代の真ん中は9,350円でした。柴犬やコーギーなど人気の犬種が多い大きさですが、宿によって「10kg以上は中型犬」「15kgまでは小型犬扱い」など区分が違い、犬の料金も変わります。予約のときに体重を伝えて、どの料金になるか確かめましょう。

大型犬:一棟貸しやコテージがねらい目

大型犬と泊まれる宿は131軒で、全体の1割に届きません。宿代の真ん中は9,600円と、全体より少し高い程度です。大型犬OKの一棟貸しは43軒あり、真ん中は9,636円。ほかのお客さんと顔を合わせずに過ごせるので、大きな犬でも気をつかわずに泊まれます。人気の宿は早く埋まるので、連休や夏休みは2〜3か月前には予約を考えましょう。

犬ふぁん全国の大型犬と泊まれる宿受け入れ条件つき特集・154件

多頭飼いの宿選び

2頭以上で泊まるときは、頭数の上限と犬の料金の決め方の2つを見ます。「何頭まで」を書いている162軒では「2頭まで」がいちばん多く、3頭以上OKの宿は55軒でした。

犬の料金が「1頭ごと」の宿では、頭数がそのまま料金に効きます。真ん中の2,200円で計算すると、2頭で4,400円、3頭で6,600円です。「2頭目から割引」の宿(30軒)や「1部屋あたり」の宿なら、頭数が増えても料金は大きく増えません。

また、多頭飼いは部屋の広さも大切です。一棟貸しやコテージ、和室の広い部屋なら、犬たちがくつろげるスペースをとりやすくなります。複数の犬が同じ部屋で落ち着いて過ごせるよう、ふだん使っているベッドやケージを持っていくと安心です。

1泊の総額と安く泊まるコツ

ケース別の総額の目安

ここまでの真ん中の金額(宿代1人8,900円、犬の料金は大きさ別)を使って、ケースごとの総額を計算しました。

ケース宿代犬の料金合計の目安
大人2人+小型犬1頭17,800円2,200円約20,000円
大人2人+中型犬1頭17,800円3,000円約21,000円
大人2人+大型犬1頭17,800円3,000円約21,000円
大人2人+小型犬2頭17,800円4,400円約22,000円
大人1人+小型犬1頭8,900円2,200円約11,000円
大人4人+大型犬1頭35,600円3,000円約39,000円
大人2人+小型犬1頭で2泊35,600円4,400円約40,000円
大人2人+小型犬1頭(ドッグランのある宿)22,000円2,200円約24,000円
大人2人+小型犬1頭(箱根町の宿)28,280円2,200円約30,000円

大人2人と犬1頭なら、2万円前後が真ん中の目安です。ここに、温泉地では入湯税(1人1泊150円前後)、犬のごはんを頼む場合はその代金、夕食つきのプランにする場合はその差額が加わります。

ガソリン代や高速代、観光・ごはん代も含めた旅行全体の予算は、宿代の1.5〜2倍くらいを見ておくと安心です。

予算別:どんな宿に泊まれる?

1人あたりの宿代の帯ごとに、温泉・ドッグラン・コテージなどがある宿の割合を比べました。

1人あたりの最安料金宿の数温泉ドッグランコテージ・一棟貸しBBQ
5,000円未満277軒15%4%19%11%
5,000〜1万円862軒19%9%25%11%
1万〜2万円568軒19%13%28%11%
2万円以上288軒15%12%36%14%

5,000円未満:素泊まりで身軽に

この帯は、素泊まりや朝食だけのプランが中心です。ドッグランのある宿は4%と少なく、宿は「寝る場所」と割り切って、日中は犬と入れるお店やドッグランをめぐる旅に向いています。温泉のある宿も15%あるので、安くても温泉をあきらめる必要はありません。

5,000円〜1万円:選択肢がいちばん多い

862軒といちばん宿が多い帯です。ペンションの夕食つきプランもこの帯に入ってきます。温泉は約2割、コテージは4分の1。はじめての犬連れ旅行なら、まずこの帯で探すのがおすすめです。

1万円〜2万円:設備で選べる

ドッグランのある宿の割合が13%に上がり、犬向けの設備を重視して選べる帯です。記念日の旅行や、犬にものびのび過ごしてほしいときに。

2万円以上:一棟貸しや離れでゆったり

コテージ・一棟貸しの割合が36%と、ほかの帯より高くなります。露天風呂つきの客室や、ほかのお客さんと顔を合わせない離れなど、犬とのプライベートな時間を重視する人に向いています。

安く泊まる8つのコツ

  1. 平日に泊まる:同じ宿でも、土日・連休・夏休みは平日より数千円高くなります。この記事の「最安料金」も、多くは平日の料金です
  2. 素泊まり・朝食だけのプランを選ぶ:夕食は、犬と入れるお店でとると、旅の楽しみも増えます
  3. 地方を選ぶ:北海道・東北や九州・中国四国は、宿代の真ん中が7,000円台です
  4. 人気エリアの中でも少し外す:箱根より伊豆の東側、軽井沢より周りの高原の町など、隣のエリアにすると安くなることがあります
  5. 犬の料金の決め方を見る:多頭飼いは「2頭目から割引」や「1部屋あたり」、連泊は「清掃代として1回」の宿が有利です
  6. 大人数なら一棟貸し:1棟の料金を人数で割るので、4人以上なら1人あたりが安くなります
  7. 温泉が目当てなら温泉つきから探す:温泉のある宿の宿代は全体とほぼ同じなので、温泉つきを選んでも高くなりにくいです
  8. 口コミの多い5,000〜8,000円の宿を選ぶ:評価も4.2点台と悪くなく、泊まった人が多いので様子がわかりやすい帯です

予約の前に確かめたいこと

チェックリスト

  • 犬の料金が「1頭ごと」か「1部屋ごと」か、連泊でも毎晩かかるか
  • 大きさの区分(何kgまでが小型犬か、体高で決めるか)
  • 頭数の上限(2頭までの宿がいちばん多い)
  • 犬が入れる場所(部屋だけ・食事処もOK・ロビーまで・ドッグラン)
  • 部屋の中のルール(ベッドやソファに上げてよいか、ケージに入れておく必要があるか)
  • 狂犬病予防注射・混合ワクチンの証明書が必要か、いつまでに接種したものか
  • ケージ・トイレシート・食器・タオルを用意してくれるか、持参か
  • 犬だけを部屋に残して外出・入浴してよいか
  • ヒート(発情期)中やマーキングする子の扱い(マナーベルトの着用など)
  • キャンセル料がいつからかかるか(犬の体調で行けなくなることもあります)

予約サイトの料金の見方

予約サイトで「1泊8,900円〜」と出ていても、実際に払う金額はそれより高くなることがほとんどです。料金を見るときは、次の4つに気をつけてください。

「〜円から」は最安のプラン

一覧に出る料金は、その宿でいちばん安いプラン(多くは平日の素泊まり、または朝食つき)の料金です。土日や連休、夕食つきのプランを選ぶと、表示の料金よりかなり高くなることがあります。行きたい日を入れて、実際のプランの料金で比べましょう。

1人あたりか、1部屋あたりか

楽天トラベルなどの予約サイトでは、料金を「大人1人あたり」で表示するのが基本です。2人で泊まれば2倍になります。一方、一棟貸しやコテージは「1棟あたり」の料金を表示していることがあり、その場合は人数で割ると1人あたりが安くなります。

犬の料金はプランに含まれていないことが多い

犬の料金は、プランの料金とは別に「現地で払う」宿がほとんどです。予約サイトの合計金額には入っていないので、宿の案内の「ペットについて」の欄で金額を確かめ、自分で足して計算しましょう。「ペット料金込みプラン」や「愛犬と泊まるプラン」は、犬の料金が最初から入っているので、総額がわかりやすくて便利です。

入湯税・宿泊税

温泉地では入湯税(1人1泊150円前後)がかかります。東京都・大阪府・京都市・金沢市などでは、宿泊税がかかることもあります。どちらも少額ですが、現地で払うことが多いので覚えておきましょう。

口コミは「犬連れの目」で読む

宿の口コミの点数は、犬連れでない人の感想も混ざった平均です。犬と泊まる宿を選ぶときは、点数よりも、犬連れの人が書いた口コミの中身を読むほうが役に立ちます。

見ておきたいのは、部屋の広さと床の様子(フローリングか、すべりにくいか)、ほかのお客さんの犬との距離(食事処が同じか、庭やドッグランは時間で分けているか)、宿の人の犬への接し方です。「犬用の食器やタオルが用意されていた」「足洗い場が使いやすかった」のような細かい感想は、実際に泊まった人にしか書けない大切な情報です。

反対に、「ほかの犬が吠えてうるさかった」「部屋に前の犬のにおいが残っていた」という口コミが続く宿は、犬の数が多い宿や、清掃が追いついていない宿かもしれません。気になる口コミがあるときは、予約の前に宿に問い合わせて、どう対応しているかを聞いてみましょう。

キャンセルとトラブルを防ぐために

犬連れの旅行は、犬の体調で急に行けなくなることがあります。予約の前に、キャンセル料がいつからかかるかを確かめておきましょう。前日・当日のキャンセルは宿代の50〜100%がかかる宿が多いので、犬の様子が心配なときは、キャンセル料のかからない期間のうちに判断するのが安心です。

宿でのトラブルで多いのは、部屋の中の汚れや傷です。犬の毛やおしっこで部屋を汚したり、家具をかじったりすると、清掃代や修理代を求められることがあります。次のような準備をしておくと安心です。

  • 部屋に入ったら、まず汚れや傷がないか見ておく(気になるところは写真を撮って宿に伝える)
  • ベッドやソファに上げてよいか確かめ、だめなら上げない。上げてよい宿でも、持参したシーツやタオルを敷く
  • マーキングする子はマナーベルト(マナーパンツ)をつける
  • 部屋に犬だけを残すときは、ケージやサークルに入れる
  • 吠えやすい子は、ほかの部屋から離れた部屋(角部屋や離れ)をお願いする

犬ふぁんで探す

犬ふぁんでは、全国約2,500軒の犬と泊まれる宿を、エリア・条件・料金から探せます。この記事の数字も、犬ふぁんに載っている宿から集計したものです。

  1. エリアを選ぶ:都道府県・市町村、または「軽井沢」「伊豆」などの地名で探せます
  2. 条件でしぼる:温泉・ドッグラン・大型犬OK・コテージなど、特集ページから条件ごとに一覧を見られます
  3. うちの子の大きさで並べる:「うちの子」に犬種や体重を入れておくと、その子が泊まれると書かれた宿から順に並びます
  4. 料金と口コミを比べる:一覧のカードに最安料金と口コミの点数が出ます。気になる宿は「行きたいリスト」に入れておけます
犬ふぁん全国の犬と泊まれる宿を探す愛犬と一緒に泊まれる宿です。楽天トラベルで「ペット同宿可」となっている宿を載せています。泊まれる犬の大きさや頭数は宿ごとに違うので、予約の前に条件を確かめてください。

よくある質問

Q犬と泊まれる宿は普通の宿より高い?
A

宿代そのものは1人あたり約8,900円が真ん中で、とくに高いわけではありません。宿代とは別に犬1頭あたり2,000円前後の料金がかかる宿が多く、その分が上乗せになります。

Q犬の料金は何頭目からかかる?
A

1頭目からかかる宿が多いです。2頭目から料金が下がる宿や、何頭でも1部屋の料金だけの宿もあります。

Q大型犬は料金が高い?
A

大きさで料金を分けている宿では、大型犬の真ん中は3,000円で、小型犬(2,200円)との差は800円ほどでした。ただし大型犬が泊まれる宿は全体の1割弱なので、早めに探しましょう。

Q1万円以下で泊まれる宿はどのくらいある?
A

料金がわかる1,995軒のうち、1人あたり1万円未満の宿は1,139軒(57%)でした。

Qいちばん安い地方はどこ?
A

北海道・東北で、宿代の真ん中は7,000円でした。九州・沖縄(7,263円)、中国・四国(7,700円)も安めです。

Qいちばん高い地方はどこ?
A

関東で、真ん中は1万400円でした。箱根や南房総などの人気観光地が多いためです。

Q温泉のある宿は高い?
A

温泉のある宿の真ん中は8,800円で、全体(8,900円)とほぼ同じでした。

Qドッグランのある宿は高い?
A

真ん中は1万1,000円で、全体より2,000円ほど高めでした。広い敷地や犬向けの設備がある分です。

Qグランピングの相場は?
A

犬と泊まれるグランピングの真ん中は1万1,175円で、条件の中ではいちばん高めでした。食事つきが基本です。

Q高い宿ほど評判がいい?
A

料金が上がるほど口コミの平均点も上がり、5,000円未満は4.04点、3万円以上は4.59点でした。ただし5,000〜8,000円の宿も4.23点あり、口コミの数も多い定番の価格帯です。

Q何頭まで泊まれる宿が多い?
A

「何頭まで」と書いている162軒では、「2頭まで」がいちばん多く、4頭以上OKの宿はわずかでした。3頭以上ならコテージや一棟貸しが探しやすいです。

Q犬と泊まれる宿はいつ予約すればいい?
A

犬と泊まれる部屋は数が限られている宿が多く、連休・夏休み・紅葉の時期は早く埋まります。大型犬や多頭で泊まれる宿はさらに少ないので、行きたい日が決まったら、なるべく早めに予約するのがおすすめです。

Q犬の料金はホテルとペンションでどちらが安い?
A

犬の料金の真ん中は、ペンションが2,000円、旅館が2,200円、ホテルが3,000円で、ペンションがいちばん安めでした。

Q温泉もドッグランもある宿の相場は?
A

両方そろった宿は31軒で、真ん中は1万2,144円でした。どちらか片方の宿より3,000円ほど高めです。

Q一棟貸しは高い?
A

コテージ・一棟貸しの真ん中は9,900円で、全体(8,900円)より少し高い程度でした。1棟の料金を人数で割るので、大人数ほど1人あたりは安くなります。

Q箱根で犬と泊まるといくら?
A

箱根町の宿の真ん中は1万4,140円で、人気エリアの中では高めでした。大人2人と小型犬1頭なら、1泊3万円前後を見ておくとよいでしょう。

Q予約サイトの料金に犬の料金は入っている?
A

多くの宿では入っていません。犬の料金は現地で払うことが多いので、宿の案内で金額を確かめて足してください。「ペット料金込み」のプランなら最初から入っています。

Q犬の料金は連泊でも毎日かかる?
A

「1頭1泊ごと」の宿では毎晩かかります。「清掃代として1回」の宿なら、連泊しても1回分だけです。

Q犬の料金が無料の宿はある?
A

案内に「無料」と書いている宿は33軒ありました。宿代に含まれていることもあるので、総額で比べましょう。

まとめ:予算の目安と選び方

犬と泊まれる宿の宿代は、1人あたり8,900円が真ん中で、普通の宿と大きくは変わりません。そこに犬1頭あたり2,000円前後の料金が加わるので、大人2人と犬1頭なら1泊2万円前後が目安になります。

料金を左右するのは、宿の種類よりも地域と設備です。関東の人気観光地や、ドッグラン・グランピングのある宿は高めで、北海道・東北や九州・中国四国、温泉地の手ごろな宿は安めです。温泉のある宿は全体とほぼ同じ料金なので、温泉が好きなら迷わず温泉つきから探してかまいません。

犬の料金は、ペンションが安め、ホテルが高めでした。多頭飼いや連泊なら、犬の料金の決め方(1頭ごと・2頭目から割引・1部屋あたり・清掃代として1回)で総額が大きく変わります。予約の前に、犬の料金・大きさの区分・頭数の上限・犬が入れる場所の4つを確かめておけば、当日に困ることはほとんどありません。

予算に合わせて、まずは口コミの多い5,000〜8,000円の宿から探し、記念日や特別な旅行なら設備の充実した1万円以上の宿を選ぶ。そんな使い分けで、犬との旅行をもっと気軽に楽しんでください。

この記事の数字について

  • 宿代:犬ふぁんに載っている犬と泊まれる宿(楽天トラベルの宿のうち、設備に「ペット同宿可」があるもの)のうち、最安料金が出ている1,995軒の「1人あたりの最安料金」(2026年10月時点)
  • 犬の料金:宿の案内文に犬の料金の金額が書かれていた308軒。犬のごはん・貸し出し品・猫や小動物の料金・入湯税は除いています
  • 頭数の上限や決まり:宿の案内文に書かれていたものだけを数えています。書いていない宿にも同じ決まりがあることがあります
  • 「真ん中」は、安い順に並べたときにちょうど真ん中に来る金額(中央値)、「半分が入る範囲」は安いほうから4分の1と4分の3の位置の金額です
  • 市町村は、宿の数が多い25か所を選んでいます
犬の料金は「1頭ごと」か「1部屋ごと」かで総額が変わるワン。予約の前に確かめてね!

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