環境省のガイドラインは、持ち出すときの優先順位を「1. 命や健康に関わるもの」「2. 情報」「3. ペット用品」の順で示しています。この考え方で、置き場所ごとに分けました。
2-11. 持ち出し袋(玄関の近く)
逃げるときにすぐ持てる分です。人の荷物もあるので、軽さを優先します。
- 療法食や薬(使っている子は最優先)
- フード(数日分を1回分ずつ小分けにしたもの)と水
- 予備の首輪と、伸びないリード
- 折りたためる食器
- ペットシーツ、うんち袋、ビニール袋
- タオル、ウェットタオル
- 犬の情報カード(下で説明します)
- 小型犬は、入り慣れたキャリーバッグ(持ち出し袋とは別に、すぐ出せる場所へ)
フードは1回分ずつ小袋に分け、日付を書いておくと、避難先で量らずにあげられ、入れ替えのときもわかりやすくなります。
2-22. 家の備蓄(取り出しやすい棚)
家で過ごす「在宅避難」になったときや、持ち出し袋の分を使い切ったあとの分です。世田谷区は、家が安全なら在宅避難が基本だとしています。電気や水道が止まっても家で暮らせるよう、家の備蓄を厚めにしておくのが現実的です。
- 未開封のフードと水(7日分から、持ち出し袋の分を引いた量)
- ペットシーツ、うんち袋の予備
- ブラシ、消臭のための用品
- ガムテープと油性ペン(ケージの補修や、名前を書いて貼るのに使える)
- お気に入りのおもちゃなど、においのついたもの
2-33. 車(車でよく出かける家)
出先で災害にあったときや、車の中で過ごすことになったときのための分です。
- 水と、1〜2日分のフード
- ペットシーツ、うんち袋
- 折りたたみの器
- 予備のリード
JAFは、車の中にペットと避難するときは、曇っていても日中の車内は温度が上がることがあるので、こまめに窓を開けて換気し、十分な水をあげるよう呼びかけています。車に置いたフードや水も暑さで傷みやすいので、季節の変わり目に入れ替えます。
2-44. 情報カード(持ち出し袋とスマートフォン)
犬とはぐれたときや、ほかの人に世話を頼むときに役立ちます。紙はチャック付きの袋に入れてぬれないようにし、同じ内容をスマートフォンにも入れておきます。
2-55. いつも身につけておくもの
- 首輪と迷子札(携帯電話の番号)
- 鑑札と狂犬病予防注射済票(付けておくことは法律で決まっています)
- マイクロチップ(入れている子は、登録の住所と電話番号が今のものか確かめる)
はぐれてしまったときの連絡先と探し方は犬が迷子になったらに、マイクロチップの登録情報の変え方はこちらにまとめています。
読みものマイクロチップの登録・変更登録のやり方|費用400円・期限30日、引っ越しの届け出までペットショップやブリーダーから犬を迎えたら、渡された登録証明書を使って30日以内に「変更登録」をします。手数料はオンラインで400円。自分でチップを入れたら登録、引っ越しや電話番…動物病院